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お盆とは?ご先祖さまの霊を迎え供養する日本の伝統行事をまるごと解説

2025/08/01 公開2025/08/01 更新#お盆#盂蘭盆会#先祖供養

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お盆の意味と由来、地域ごとの期間、迎え火・送り火・提灯・精霊馬などの風習、4日間の過ごし方、盆踊りや灯籠流しなどの地域行事までを整理しました。新盆(初盆)についても触れています。

「お盆って何をする日?」「提灯や迎え火の意味は?」8月中旬に行われるお盆について、由来や準備、地域行事までご紹介します。ご先祖さまを迎え、感謝を伝える1年に1度の機会を整理しましょう。

お盆とは?

お盆の意味

お盆は正式には盂蘭盆会(うらぼんえ)と呼ばれる先祖供養の行事。浄土から現世へ戻るご先祖様を自宅に迎え、冥福を祈る4日間です。四十九日明け後、初めて迎えるお盆は新盆(初盆)といわれ、特に手厚く法要を行います。

お盆の由来

起源はお釈迦様の弟子・目連尊者が餓鬼道で苦しむ母を救うために行った供養。中国経由で日本へ伝わり、各地の風俗と融合して現在のお盆へ発展しました。

お盆の期間

地域で時期が異なりますが、おおむね次の3パターンです。

地域期間
北海道・東北7/13〜7/16
関東〜四国8/13〜8/16
九州8/12〜8/15

迎え盆(13日)→中日(14・15日)→送り盆(16日)の順で進行します。

お盆の風習を紹介

迎え火・送り火

  • 迎え火:13日の夕方、玄関や墓前で焚いてご先祖様をお迎え。
  • 送り火:16日の夕方、同じ場所で焚いて浄土へお見送り。京都「五山の送り火」が代表例。

お盆提灯

仏壇や玄関に飾る提灯。灯りが霊の道しるべになるとされ、期間中は夜間に灯火を絶やさないのが習わしです。

精霊馬(しょうりょううま)

  • キュウリの馬:速く帰って来られるように
  • ナスの牛:ゆっくり供え物を載せて戻れるように

割り箸や麻がらで脚を付け、仏前に供えます。

水の子と蓮の葉

賽の目に切ったキュウリ・ナスと洗米を蓮の葉へ盛った供物。先祖の喉を潤し煩悩を払う意味があると伝わります。

お盆の過ごし方

前日までの準備

  1. 法要の日時を住職と調整
  2. お盆飾り・提灯・精霊馬を準備
  3. 墓石・仏壇の掃除

13日(迎え盆)

  • 五供(香・花・灯明・浄水・飲食)を供える
  • 家族そろって墓参り
  • 迎え火を焚き提灯点灯

14・15日(中日)

  • 親族や友人と会食し故人を偲ぶ
  • 寺院または自宅で盂蘭盆会法要を営む

16日(送り盆)

  • 夕刻に送り火を焚き霊をお見送り
  • お盆飾りを片付ける(翌日でも可)

豆知識:浄土真宗は「霊が戻る」という教義を持たないため、迎え火などは行わず念仏法要中心で勤めます。

お盆の地域行事

行事概要
盆踊り祖霊を供養する踊り。富山「おわら風の盆」が有名。
灯籠流し灯籠を川や海へ流し霊を送る。福井「永平寺大灯篭ながし」など。
五山の送り火京都で8/16に行われる大文字焼き。
花火大会もとは霊の道標。各地で多数開催。

まとめ

  • お盆はご先祖様を迎え、供養し、送る4日間。
  • 地域・宗派で日程と作法が異なるため、家の慣習を確認しよう。
  • 迎え火・提灯・精霊馬などの風習は「感謝を形にする手段」。
  • 忙しい場合でも墓参りと線香だけでも十分意味があります。

ご先祖様へ感謝を伝える年に1度の行事。地域の風習を尊重しながら、家族で心温まるお盆をお過ごしください。

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